EAPの効果 |
EAPの効果
当初、EAPは1940年代アメリカにおいて飲酒に関する諸問題から生まれたシステムでした。その後、1960年代以降、精神衛生全般(メンタルヘルス)に範囲を広げ応用されるようになりました。企業は、精神的不健康な状態の「問題を持つ社員」を、休職、もしくは退職させるよりも、早期に治療を促す方が、社員本人やその家族はもとより、企業としてもメリットが大きい、という考えは当然のことでしょう。企業としても、働き盛りのビジネスマンを退職させ、新しい社員を雇い入れ仕事を初めから覚えさせるのには、コストが高くことになります。ましてや、その予防と言うことになれば、膨張する医療費の削減にもつながるものです。 EAPを導入した企業において、考えられる主な経済的効果は、@医療施設への受診回数の減少、A病気欠勤の減少、B不慮の事故によるロスタイムの減少、C病気退職の減少等です。 私どもは、「精神病」はもちろん、誰でも罹る可能性のある「神経症」や「うつ病」、「心身症」、「アルコール症」などの治療と予防を、サービスの中心に据えています。そのために、精神科医による精神衛生相談、臨床心理士による心理カウンセリング、ソーシャルワーカーによる医療相談、各種セラピストによる専門性の高いセラピーの施術を通して、実践していきたいと考えています。 新しいシステムである『EAP』を通して、ビジネスマンの「心と体の健康」を予防・増進・治療のお手伝いをしたいと考えております。働き盛りの方々の、精神的、心理的に「準健康人」たる部分に対して、雇用企業側からもメンタルヘルスマネージメントをサポートしたいと考えております。 |